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生活と命にかかわる後期高齢者医療制度

「武井誠 市民運動デイリーレポート」の一部記事について、その詳細報告を掲載しています。
このページは、2007年9月18日掲載デイリーレポート記事 "議会傍聴" の詳細報告です。

以下、元記事。

市議会で、高齢者医療についての質問がなされました。
高齢者医療について、元市議の白石さんから、ある集会で発表した原稿をいただきました。重大な問題であり、緊急の対応が必要だと感じました。詳細版で紹介させていただきます。

生活と命にかかわる後期高齢者医療制度

 9月16日、新座市内で行われた埼玉腎友会西ブロック主催の講演会、「私たち透析患者の命にかかわる後期高齢者医療制度を考える」に参加しました。

 現在75歳(一定の障害のある状態にある人は65歳)以上の人は、国保や健保組合などの医療保険制度に加入しながら「老人保険制度」による医療給付を受けています。
 このしくみが変わり、来年4月より、「後期高齢者医療制度」により給付を受けることになります。

大きな問題のある後期高齢者医療制度

1)75歳以上の人と、透析患者である私たちのような障害を持っている65歳以上の人から、新たな医療制度により保険料を徴収、「安らかな終末期を迎えるための医療」と位置付け、診療報酬を切り下げるなど高齢者医療の改悪を国が進めていることが明らかになりました。

2)今までサラリーマンの妻や子どもの扶養になっている65歳以上の透析患者や高齢者は保険料負担がありませんでした。
しかし、来年4月からは今まで保険料を支払っていなかった方々も全員、保険料(平均6,200円/月)を負担することになり、原則年金から天引きされます。

全腎協はこの新たな制度に対し危惧を表明

1)年齢による医療差別が生じる。(現役と65歳以上の患者が異なる透析医療になる危険がある。)

2)後期高齢者は受け入れ施設がないまま行き場を失う。(医療難民、介護難民が生じる。)

3)新たな保険料は低所得者などに大きな負担となり、老人切捨てになる。

4)安らかな終末医療との位置付けは、医療差別であり透析医療は生命維持の治療であり、終末医療とは相容れない性質のものである。

日本医師会も診療報酬体系案に反対を表明

 9月5日、日医は報酬診療の差別化になる。医療が必要な患者のための病床維持、医療の必要性が低い患者の受け皿整備が先決である、として反対を表明しました。

制度の撤廃を求める署名運動を!

 私たち透析患者は、自らの生命を維持する治療として、今回の新たな医療保険制度は認められず、撤廃が必要であると思います。
この制度の撤廃を求める署名運動に緊急に取り組むことが必要と考えます。

 (南町クリニック 白石 俊夫)