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武井誠の「いま会いたい、今話をしたい」
第2回 元坂戸市議会議員 田中昭子さんとの対談

元坂戸市議会議員 田中昭子さんにお会いして、坂戸まちづくりにかかわるいろいろなアドバイスをいただきました。レポートのタイトルは、"福祉行政を考える"です。(2007年11月16日掲載)

田中昭子さん:坂戸市三光町在住 障がい者介護ヘルパー 元坂戸市議会議員4期

"福祉行政を考える" レポート

田中昭子さんとの対談

網の目の粗い福祉行政

武井: まずは近況を、読者のみなさんにお知らせください。
田中: 市議会議員を引退してから、ホームヘルパー1級の資格を取り、現在NPO事業所の登録派遣として、障がい者介護の仕事をしています。
武井: 動機は何だったのですか。
田中: 議員の仕事をしている中で、福祉行政のセーフティネットからこぼれてしまう方たちとたくさん出会いました。そういう方たちのために、具体的に役に立つ仕事をしたいと思ったのがきっかけです。
武井: 充実感を持って仕事をされていますか。
田中: 障がいを持った方が、楽しいこと好きなことを見つけて、夢中になっている表情に出会うときには、「共に生きている」という喜びを感じます。でも障害者自立支援法による個人負担の増加など、仕事をする中で、このままではいけないという感じる課題も、はっきり見えてきました。
武井: そのあたりをもう少し詳しく教えてください。
田中: 自立支援法は、実際には障がい者の自立を促す法律になっていません。例えば、障がいが重いほど本人負担が増えるしくみになっています。国に対して改善の声をあげると同時に、市としてのとりくみも求められています。介護の単価を自治体の裁量で決定できる部分もありますし、県のサポート事業との連携なども重要です。それから、知的障がい者を金もうけの道具にしようとする(?)人もいます。安心して生活していくための「成年後見人制度」が新しくなったのですが、まだまだ周知、活用されていない現状があります。
武井: 予算がない、というのが国や自治体の言い分でしょうか。
田中: 「いのちの大切さ」への認識が足りないのだと私は思います。

介護の仕事の賃金・勤務条件は?

武井: 介護の仕事をされている人たちの勤務条件は、どうですか。
田中: 今は、ボランティアだけでは成り立たなくなってきた過渡期だとは思います。登録ヘルパーは、勤務日も収入も、まったく不安定で、この仕事だけで生計を立てていくことは不可能です。仕事を2つ3つ持っている人もいます。賃金を安定させ、勤務条件を整えていくことが求められています。
武井: 介護労働だけではなく、今、あらゆる労働現場に共通する問題ですね。働く人の「いのち」も大切にされていない。「いのち」がキーワードですね。最後に議員予定候補の私へのアドバイスをお願いします。
田中: いろいろな人の声を謙虚に聴くこと。そのときに偏見や先入観を持たないこと。武井さんなら、できると思います。期待しています。
武井: はい、頑張ります。今日は、本当にありがとうございました。